近年は優れた人材を積極的に雇用するために、スカウト・ヘッドハンティングを活用する企業が増えています。
そんなスカウト・ヘッドハンティングを展開するレイノス株式会社は、国内最多の移籍実績を誇る企業です。
突然スカウトに連絡が来ると驚く人が多いと思いますが、レイノスは経営者からの依頼を受けて調査を重ねた上で適した人材に声をかけているという特徴があります。
そこで今回は、レイノスがどのような会社なのか、会社概要やサービスの特徴、実績・事例などについてご紹介します。
レイノスについて詳しく知りたい、スカウト・ヘッドハンティングを利用してみたい方は、ぜひ参考にしてください。
レイノス株式会社の会社概要
まずはレイノスの会社概要や事業内容をご紹介します。
【会社概要】
社名:レイノス株式会社
グループ設立:1997年10月1日
代表者:岡野 旅人
グループ資本金:6億4000万円(資本剰余金含む)
グループ売上高:570億円(2025年9月期見込)
グループ従業員数:2,880名(2024年10月1日時点)
グループ取引実績:7000社以上
本社所在:東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー 19F
レイノス株式会社は東京に本社を構え、大阪や名古屋、札幌など全国各地に支店を設けています。
1997年10月にグループを設立し、サーチ型のスカウト・ヘッドハンティングを展開しています。
グループ取引実績は7000社以上となっており、多くの企業のスカウト・ヘッドハンティングに携わっている企業です。
レイノスが提供するサービスの特徴
レイノスでは、サーチ型スカウト・ヘッドハンティングを展開しています。
どのようなスカウト・ヘッドハンティングサービスなのか、特徴を見ていきましょう。
・経営者からの直接依頼によって候補者をリサーチ
レイノスでは、人材への投資によって自社の成長につなげたいという思いを持つ経営者から直接依頼を受けています。
そのため、原則面談も人事や現場の担当者ではなく、経営者と行うのが特徴です。
企業拡大や経営課題の解決など経営者の要望に合わせて、全国のビジネスパーソンから適したスキル・能力を有する候補者をリサーチしています。
そして、候補者に対してはスカウトエージェントから声をかけて接触するケースが多いです。
サーチ型スカウト・ヘッドハンティングの場合、アプローチする候補者が転職希望者に限定されないので、優秀な人材の確保を実現できます。
・経営者直轄のポジションへの移籍が多い
経営者主導での採用となるため、移籍先のポジションは部門責任者や新規事業担当者など、経営者直轄のポジションが大半です。
求人サイトなどで公にされていないオーダーがほとんどを占めます。
基本的に現職で活躍する人材を招くため、役職・職責・報酬などの移籍条件は大幅に引き上げられて提示される傾向にあります。
候補者は、有利な条件で企業拡大や経営課題の解決に関わるポジションへの移籍を検討することが可能です。
・経営者が初回面談に出席するケースが多い
スカウトエージェントが候補者に声掛けを行った後、面談によって企業の情報や求めている背景などを説明し、移籍後に想定されるキャリアプランを提案します。
その後、スカウト内容に興味があればスカウトエージェントが同席のもと、対面やWeb会議システムを通じて企業との初回面談が行われます。
初回面談には経営者自身が出席するケースが多く、直接オーダーをした背景や今後のビジョンなどを聞くことできます。
候補者は移籍条件だけではなく、経営者の考えや思いに共感できるかの視点から移籍を検討することが可能です。
・候補者として無料登録ができる
レイノスでは、候補者登録を行っています。
候補者として登録しておけば、経営者のオーダーとマッチすれば候補者としてスカウトを受ける可能性があります。
無料で登録できるので、スカウトによってより良い条件の企業に移籍したい方は申し込んでみましょう。
レイノスの実績や候補者・企業の事例
レイノスは数多くのスカウト実績を有しています。
ここでレイノスの実績や候補者の移籍事例、企業の活用事例をご紹介します。
【年間スカウト実績は2000人以上】
レイノスは、年間2000人以上の移籍を手掛けている実績があります。
専属のスカウトエージェントやサーチ部門部隊が、年間30万人の情報をリサーチし、そのうち6万6000人程の候補者に接触を図っています。
圧倒的なリサーチ力を有し、積極的に候補者との接触を図ることで、高確率で移籍につながっているのです。
【候補者の移籍事例】
・支店長から役員(常務)への移籍事例
移籍前は売上高約220億円、従業員約470名規模の企業(建築業)に在籍し、支店長(年収900万円)に就いていた候補者はスカウトによって役員に移籍しました。
移籍後の企業の規模は売上高約690億円、従業員数は約940名と大きくなり、年収は3,000万円にアップしています。
・部長から常務執行役への移籍事例
売上高約900億円、従業員数2200名の規模の未上場企業(化粧品製造販売業)に在籍していた候補者は、移籍前は部長(年収1,800万円)を務めていました。
もともと経営に携わりたい思いもあり、レイノスを通じてスカウトを受け入れました。
移籍先の企業規模は売上高約340億円、従業員数170名と以前よりも小さくなりますが、東京証券のグロース市場に上場している企業であり、年収は4,000万円に上がっています。
【企業の活用事例】
・食品メーカーD社の事例
D社は子会社の工場で2,500万円の赤字がありました。
そこで、老舗和菓子メーカーにて半年で生産量13%増を実現した工場長を、子会社の工場長としてスカウトしました。
移籍後、1年足らずで黒字化して、さらに翌年には営業利益5,000万円を実現しています。
・ホテルE社の事例
ホテルを経営するE社は、大手電機メーカーで世界各国の工場で生産管理部長を務めた候補者を業務改革室の室長としてスカウトしました。
移籍後、フロント・調理・客室管理など様々な業務において、デジタル化や業務効率化を推進しました。
その結果、入社半年で経常利益が3.8億円、1年後には5億円を達成し、前年比130%に伸長しています。
レイノスに関するよくある質問
レイノスへのスカウト依頼や候補者がスカウトを受けるにあたって、知っておきたいよくある質問をご紹介します。
・候補者情報はどう調査している?
レイノスでは、年間約51万人の候補者情報をリサーチしています。
主なリサーチ方法は、過去に接触した候補者からの紹介や、新聞・ビジネス雑誌などの公開情報からの収集、レイノスとパートナー契約を締結する顧問からの推薦の3つです。
これらのリサーチ結果によって、優れた実績を持つと判断された方がスカウト候補となっています。
・強く移籍を勧められることはある?
現職よりも大幅にキャリアアップする可能性があれば、移籍を勧められます。
しかし、レイノスでは移籍の強要は禁止しています。
人生における重大な意思決定となるため、候補者の考えや意思を尊重してスカウトを勧めてくれるので安心です。
・スカウトの受け入れで費用は発生するのか
スカウトを行いたい企業側には料金が発生しますが、候補者には一切かかりません。
仲介手数料などを請求される心配はなく、双方で移籍の意思が固まれば、移籍するまでしっかりサポートしてくれます。
まとめ
レイノスはサーチ型スカウト・ヘッドハンティングによって、成長を望む企業とキャリアアップを目指したい人材のマッチングに貢献しています。
企業側は、全国各地にいる経営課題の解消につながる優秀な人材を効率よく確保することが可能です。
また、スカウトされる候補者は、今よりも好条件で転職することができます。
これまで数多くのスカウト・ヘッドハンティングを手掛けてきた実績のある会社なので、安心して依頼やスカウトを受けることができるでしょう。