【元ザスパ社長】森統則について徹底分析してみた!

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株式会社ザスパの元社長である森統則氏をご存知でしょうか?
森統則氏は2021年2月にザスパの代表取締役社長に就任し、同年11月に退任しました。
サッカーに詳しい方やザスパを応援している方であれば、森統則氏について多少の知識があるかもしれません。
しかし、森統則氏のプロフィールまで理解している人は少ないでしょう。
今回の記事では、森統則氏がどんな人物なのかご紹介していきます。
森統則氏が“経営のプロ”と言われる理由や、現在の姿についても知ることができますので、「森統則氏の人物像が気になる」「森統則氏のこれまでの功績について知りたい」という方は、ぜひ目を通してみてください。

森統則社長ってどんな人?

森統則(もりむねのり)氏は、株式会社ザスパの元社長です。
これまでに赤字企業を黒字転換させたことが評価され、ザスパの経営改革に挑むために2021年2月にザスパの代表取締役社長に就任しました。
就任会見の際には、J2定着や安定した経営などの目標を掲げ、「10年以内にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)への出場も目指したい」と語っています。
多くの人から期待され、“経営のプロ”としてザスパの社長に就任した森統則氏ですが、ザスパの社長に就任する前はどのような功績を収めてきたのか気になる方も多いでしょう。
次の項目では、森統則氏の経歴についてご紹介していきます。

森統則氏の経歴

ここからは、森統則氏の経歴についてご紹介していきます。
森統則氏は、1969年に東京都で生まれました。
子どもの頃の夢は政治家で、中学校の部活ではサッカー部に所属していたようです。
大学は早稲田大学に入学し、卒業後は三井物産に入社しました。
その後は兵庫のフットボールクラブを経て、家業である菓子製造販売の経営に携わることになります。
菓子製造販売経営は債務超過で経営危機を迎えていましたが、森統則氏は見事に黒字転換させました。
2018年にはRIZAPグループ傘下であるサポーター製造販売会社の社長に就任し、10年間赤字だった企業を収益が出る会社にまで立てなおしました。
これらの手腕が評価され、森統則氏は“経営のプロ”と呼ばれるようになりました。

森統則氏が手掛けた菓子製造販売業とは

森統則氏が手掛ける菓子製造販売業では、元々静岡県の名産品「わさび漬け」を製造・販売していました。
都内の駅や百貨店の地下街で販売されていましたが、1964年の東海道・山陽新幹線の開通によって、静岡の名産品を東京で買う人が少なくなったようです。
ここから会社の方針を変更し、新しい東京名物である人形焼きや団子などのお土産を作る会社へと変わっていきました。

東京のお土産で人気が出るのはキャラクター商品だと気付く

会社の方針が変わった後、キャラクター商品・人形焼・クッキー・団子・餅・成型焼き菓子などの商品を取り扱うようになりました。
旅行でお土産を購入するなら、その土地ならではの物を購入したいと考える人がほとんどでしょう。
東京のお土産について考えた時、思い浮かんできたのはキャラクター商品だったようです。
東京にはテレビ局も多く、さまざまな雑誌や新聞などを製作する会社も多いです。
世界から見ても東京がキャラクターの発信地になるので、東京のお土産はキャラクター商品という発想が出てきたようです。

2002年に開催されたサッカー世界大会の商品にも抜擢

2002年に日本と韓国で開催されたサッカー世界大会では、森統則氏の会社でもキャラクター製品の製造・販売をおこなっています。
国内の10会場と周辺の駅・ホテル・空港などで販売され、サッカーの人気と共にキャラクター商品の人気も上がっていったようです。
世界大会終了後はJリーグのお菓子を製造するなど、さまざまなチャンスにも恵まれました。

森統則氏の趣味や人柄について

数々の会社を黒字転換させてきた森統則氏ですが、どんな人物だったのか気になる方も多いでしょう。
経営者としての顔について理解できたところで、次に森氏の趣味や人柄についてご紹介していきます。

サッカーが何よりも大好き

森統則氏について調査をしていると、ゴルフ・サッカー・ガーデニングが趣味と書かれていました。
その中でもサッカーが大好きということで、仕事でサッカーに関わるのは長年の夢だったようです。
森統則氏は小学校6年生から大学4年生までサッカーをしていました。
サッカーをはじめたきっかけは「子どもの時に見た高校サッカー選手権」だそうで、小さい頃はとにかくサッカーが大好きな少年だったようです。

努力家の一面も

中学・高校でサッカーを本格的にやるようになった森統則氏は、早稲田大学でもサッカー部に入部しました。
早稲田大学のサッカー部には歴史があり、日本サッカー協会の川渕氏や横浜マリノスの岡田監督などを輩出しています。
1年生から同級生のまとめ役を任されており、当時からリーダーとしての素質があったことが分かります。
部活動を辞めたいという時もありましたが、父親の「好きな場所なのに、逃げたらおしまいだ」という言葉をきっかけに続けることを決意したようです。
その後、一生懸命に努力し、総勢70名ほどいる中でトップチーム入りを果たしました。
そんな森統則氏は「好きになったことはとことん、あきらめないで続ける」ことが大事だと語っています。
この言葉は現在の仕事ぶりや経営実績にも大きく関わっている部分だと考えられるでしょう。

2022年6月には川田工業株式会社の代表取締役社長に就任

株式会社ザスパの代表取締役社長を退任後、2022年6月には川田工業株式会社の社長に就任しています。
ここからは、川田工業の詳細について詳しくご紹介していきます。

川田工業株式会社とは

川田工業は、ゴルフ・スポーツ用・ファッショングローブなどの製造販売を手掛ける会社です。
香川県東かがわ市に本社を構え、営業所が東京都墨田区にあります。
川田工業は1920年6月に創業し、1953年5月に設立しました。
これらの数字を見ても、歴史のある会社であることが分かります。
これまでに培ってきた伝統と知見から人生は100年と考え、人々の健康と笑顔のためにグローブの製造・販売をおこなっています。

川田工業の歴史

川田工業の本社がある香川県東かがわ市は、「手袋の町」として知られています。
日本国内はもちろん、世界中で求められる手袋文化をこれまでに作り上げてきました。
創業してから半世紀は、手袋製造をおこなっていたようです。
その後は皮革手袋で得た技術を活用し、1967年からゴルフグローブの生産・販売を始めています。
徐々に基盤が広がっていく中で、インドネシアと中国に海外製造拠点を確立します。
そこから知名度も高まり、海外における大手ゴルフメーカーから信頼される会社にまで成長していきました。
スポーツレジャーの中でも、ゴルフ業界は今後も発展が期待できる業界です。
代表取締役社長に森統則氏が就任したことで、さらなる発展が予想できます。

川田工業が手掛ける製品

川田工業では「先進の科学と伝統の技術の調和」を掲げ、商品の製造・販売をおこなってきました。
ゴルフグローブに専門特化しており、フルオーダー製品である「オーダーメイドゴルフグローブ」が看板商品です。
ゴルフ好きのために開発され、その着用感は“体の一部になったかのような感覚”と言われています。
「究極のグローブ」として、柔らかさや耐久性にこだわって一つひとつ丁寧に作られています。
軽く握っていてもブレないグリッピングと繊細なアプローチは、スコアアップに貢献してくれるでしょう。
ほかにも、川田工業ではフック&スライスを防止するために理想のリストワークを実現した「真打ちグローブ」、風合いがいつまでも変わらずに使える人工皮革と強度に優れた天然羊革を使った「パイロット用グローブ」なども製造・販売を手掛けています。

まとめ

今回は、森統則氏の経歴・趣味や人物像・これまでの功績についてご紹介してきました。
森統則氏は株式会社ザスパの元社長です。
ザスパの社長に就任する前は家業である菓子製造販売業や、RIZAPグループの傘下であるサポーター製造販売会社で代表取締役社長を務めていました。
菓子製造販売業では債務超過で経営危機だった会社を黒字転換させたり、製造販売会社では赤字体質だった企業を収益が出る会社にまで立て直したりしています。
これらの手腕が評価され、経営のプロとしてザスパの社長に就任しました。
2021年11月に退任してしまいましたが、現在は川田工業株式会社で代表取締役社長を務めています。
川田工業はゴルフ・スポーツ用・ファッショングローブなどの製造販売を手掛ける会社です。
これまでに黒字転換させてきた会社と同様の業種になるので、森統則氏にとっては得意分野とも言えるのではないでしょうか。
川田工業には就任したばかりなので、今後の評判には注目していきたいところです。