COW BOOKSは、オリジナルTシャツやクッション、トートバッグなどの販売するブックストアです。
代表・松浦弥太郎氏の著書「100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート」には、自分らしくいるために身に付けておくべき基本心得が書かれています。
今回はCOW BOOKSの代表・松浦弥太郎氏の人物像と著書「100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート」の口コミや評判をご紹介します。
店舗の概要

店舗名:COW BOOKS
所在地:東京都目黒区青葉台1-14-11
営業時間:12:00~20:00
定休日:月曜日 (祝日は営業)
TEL:03-5459-1747
COW BOOKSは、東京都中目黒にあるユニークなブックストアです。
「暮らしの手帖」元編集長である松浦弥太郎氏と、「……. RESEARCH」を手掛ける小林節正氏の2人が2002年に創業しました。
COW BOOKSは小林節正氏のメッセージストア「WIN A COW FREE」閉店後にできたもので、内装を引き継いでいるため、当時の名残が感じられます。
店内で販売されているユニークなアイテムや世界中の珍しい本は必見です。
オリジナルのアイテムは書店の仕事をヒントに誕生したもので、実際にスタッフで使ってみて、あれこれ試行錯誤しながら作られています。
通販サイトもありますが、直営店だと作った道具がどのように使われているかも見られるでしょう。
直営店は牛の置物がある、銀色のおしゃれな外観が目印です。
店内にはちょっとした読書スペースもあるため、興味のある本があれば少しの間読んでみるのもおすすめです。
松浦弥太郎氏の経歴と人物像

松浦弥太郎氏は1965年東京に生まれました。
高校に通っていたものの中退し、単身渡米しますが英語が分からず、好きだった本屋で1日中過ごすようになります。
そこで写真集やアートブック、古本などに興味を持ち、自分も書籍に関する仕事に携わろうと思ったそうです。
1992年にはオールドマガジンを専門に取り扱う「m&co. booksellers」をオープンし、2000年にはトラックを使った移動書店もスタートさせます。
さらに、2002年にはファッションデザイナーの小林節正氏と共に「COW BOOKS」をオープンさせました。
2006年になると「暮らしの手帖」の編集長に就任し、文筆や翻訳といった分野でも活躍を見せていきます。
2015年、9年間務めていた暮らしの手帖の編集長を辞め、クックパッドへと移籍し新しいメディア「くらしのきほん」をスタートさせます。
2017年にはクックパッドから株式会社おいしい健康へと営業譲渡されましたが、現在も数多くの記事が投稿されています。
仕事で「暮らし」に携わってきたことから、本人も丁寧な暮らしを大切にしており、努力すること・続けることを重視していることが分かります。
松浦弥太郎氏の著書

松浦弥太郎氏はいくつもの著書を残していますが、その中でも今回ご紹介する「100の基本 松本弥太郎のベーシックノート」では、普段から松本弥太郎氏が基本に置いている部分や意識している部分を100個の項目で書き出した一冊です。
100個の項目には、下記のような書き出しがあります。
004 過去についてうそをつかない。
021 思いやりではなく想像力。
043 ここぞ、という時に照れない勇気。
072 考えや思い、アイデアは、紙に書く。
088 いつも15分前。
さらに、後半部分では松本弥太郎氏が経営するCOW BOOKSのスタッフと共有しているルールを100個書き出しており、店舗経営に関するヒントも書かれているのです。
本のレビュー紹介
「100の基本 松本弥太郎のベーシックノート」を実際に読んでみた人からは、口コミがいくつか挙がっています。
忙しさについつい何事も雑にこなしていました。帯を正す思いでこの本を購入しました。一日を大切にする想いが湧いてきます。
引用元:Amazon
都市部で仕事をしているとスピード感が重視され、つい暮らしの部分を流してしまうことも多いでしょう。
人生は有限なので1日1日を大切に暮らしていった方が心の満足度も高まっていくと考えられます。
最近あまり生活の中で楽しみが見出せない人は、「100の基本 松本弥太郎のベーシックノート」を読んでみると良いでしょう。
手当たり次第に人脈を広げるとか、誰かれ構わず八方美人的に良くするとかではなく、お互いに必要とし合い信頼し合える人脈作りに大切な考え方がたくさん書かれた本でした。
引用元:Amazon
仕事をしていく中で人とのつながりは非常に大切なものです。
しかし、だからと言って誰にでも良い顔をしていると本当に信頼し合える人脈を作っていくことは難しくなります。
本の中では人との付き合い方・向き合い方に対する考えも述べられています。
これは暮らしだけでなく、仕事にも活かせる内容です。
COW BOOKSの今後の展望を予想

COW BOOKSでは他の本屋ではあまり見られないような、貴重な本も多く取り扱われています。
小林節正氏も経営に携わっていることから、ハイセンスな本のセレクトショップとして成り立っています。
また、現在は雑貨や衣服のブランドとしても確立されてきています。
今後、COW BOOKSでは様々な商品を取り扱っていくと共に、店舗展開も進められていくのではないでしょうか?
COW BOOKSがニュースタイルの本屋として確立されていくと予想できます。