ワタミ株式会社の創業者渡邉美樹氏とその著書「きみはなぜ働くか。」について

外食産業を展開するワタミ株式会社の創業者である渡邉美樹氏について、どのような人物なのか気になる人は多いでしょう。

今回は、渡邉美樹氏の著書「きみはなぜ働くか。」の口コミ・評判をチェックしながら渡邉美樹氏の半生に迫り、彼の著書から学べることをご紹介していきます。

1.ワタミ株式会社の会社概要

会社名 ワタミ株式会社
設立日 昭和61年5月
代表者 代表取締役会長兼グループCEO:渡邉美樹
代表取締役社長兼COO:清水邦晃
事業内容 国内外食事業、宅食事業

主力業態「居食屋 和民」でおなじみの株式会社ワタミは、昭和59年に創業し昭和61年5月に設立された、資本金4,410百万円の会社です。

本社は東京都大田区にあり、2019年3月期の従業員数はグループ合計で2,619人です。

グループ企業では、国内の外食事業、宅食事業の他、グアムや中国、台湾での外食事業、農業・環境事業など、様々な事業を展開しています。

代表取締役会長兼グループCEOを務める渡邉美樹氏が、一軒の居酒屋から始めたワタミは、創業35周年を迎えて多くの「ありがとう」を集める企業に成長しました。

2.渡邉美樹氏とはどんな人物か

ワタミ株式会社の創業者である渡辺美樹氏は、1959年生まれの実業家です。
渡邉美樹氏がどのような人物なのか、その半生に辿ってみましょう。

幼少期から

神奈川県横浜市出身の渡邉美樹氏は、野球少年だった子供時代に母親と死別しています。
父の営む広告事業会社が清算されたことから、将来は経営者になろうと考え始めました。

明治大学商学部を卒業後、経理会社に半年勤務し、佐川急便のセールスドライバーとして1年間働き起業資金300万円を稼いだのです。

起業

渡邉美樹氏は1984年に有限会社渡美を設立し、経営不振に陥った居酒屋の店舗を買取りフランチャイズ店のオーナーとなります。

1987年にはワタミフードサービスに社名変更し、独立を果たしました。

1996年に株式店頭登録、1998年に株式上場、そして2002年には店舗数300を超える会社へと成長しました。

外食業以外にも進出

2002年以降には、農業や介護などの外食業以外の産業にも進出を果たしました。

2008年には高齢者に向けた弁当宅配事業に参入し、2011年には高齢者が安心して暮らせる社会、教育改革の構想などを掲げて東京都知事選挙に出馬したことでも有名です。

2013年には参議院議員通常選挙の候補となり、比例区の自民党で初当選しています。
そして、2019年に任期満了で政界を引退しています。

 

3.渡邉美樹氏の著書「きみはなぜ働くか。」のおすすめポイント

渡邉美樹氏が書いた本からは何が学べるのでしょうか。

著書「きみはなぜ働くか。」を読んだ人の口コミ・評判からおすすめポイントをご紹介します。

これから始めて社会というところに旅立つ人にとって、非常に役に立つ本だと思ってます。
引用元:マイブックケース

不況の時代に突入し、働く気持ちが湧かない人、働く意味がわからないという人も増えています。
なぜ働くのかを知りたい人が、仕事や生き方を考える上で学べる本と言えるでしょう。

この本を買いましたが、とても良いことが書いてあります。マスコミやインターネットの記事を見るとネガティブイメージを持ってしまいますが、本人の主張を知る上では良い本だと思います。
引用元:アマゾン

ワタミ株式会社を起業した渡邉美樹氏についてネガティブな印象を持っている人も、この本を読むと一度の人生を無駄にして欲しくないという熱いメッセージに心を動かされると評判です。

なぜ働くか。誰もがいだくありふれた疑問。この疑問に渡邉社長は明確な答えを与えている。
引用元:アマゾン

一日の大半を占める「仕事」は、単にお金のためと考えていいか、一生の中で大切な働くということについて知りたい人は必読の本です。

働くことは作業ではなく、心の表現だと渡邉美樹氏は考えています。

そして、仕事は手段ではなく人生そのものだとも語っています。

渡邉美樹氏の著書「きみはなぜ働くか。」は、生きる意味、働くことの意味、そして幸せとは何か、人生とは何かについて迷う高校生・大学生だけでなく、部下を育てる立場の人にも響く、多くの学びが詰まった一冊と言えるでしょう。

4.ワタミ株式会社の今後は?

「どれだけありがとうを集められるか」を基準にしているワタミ株式会社は、100年企業を目指して前進を続けています。

渡邉美樹氏のワタミ株式会社は、既に国内の外食産業で17ブランドを展開中で、海外の外食事業については世界8地域で7ブランドを展開しています。

お弁当の宅配については全国に513の営業所を持ち、高齢者向けの宅配市場において9年連続でトップのシェアを誇っています。

現在は国連の開発目標SDGsの考え方に重なる様々な事業を展開しているワタミ株式会社の企業文化は、今後も大きな広がりを見せるでしょう。

ワタミ株式会社では林業分野にも事業展開を行い、森林再生事業を行っている他、環境エネルギー事業も展開しています。

森林再生事業の間伐材を資源として、バイオマス発電事業を手掛けており、再生可能エネルギーだけで事業活動を行う国際イニシアチブ「RE100」にも加盟しています。

2019年10月に渡邉美樹氏はワタミ株式会社の代表取締役会長兼グループCEOに復帰し、新経営体制が発足しました。
もともと直営店中心だった経営が、外食事業に次いでフランチャイズの拡大へと大きく舵を切っています。

マーケットの縮小が続き経営環境が厳しくなる中、株式会社ワタミは多くの店舗網を活かしながらフランチャイズ事業で生産性を上げていく見通しです。

好調な高齢者向けの宅食事業についても、より顧客ニーズに対応する内容になり拡充しています。今後も、渡邉美樹氏が率いるワタミ株式会社には熱い注目が集まり続けるでしょう。