アサヒビール株式会社の小路明善社長がおすすめする本から経営戦略を学ぼう!!

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日本の大手ビールメーカーであるアサヒビール株式会社で社長兼CEOを務めている小路明善氏は、グループ理念として「期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造」を実現するために挑戦を続けています。

そんな小路明善氏は愛読する本が存在します。

今回は、小路明善氏の経歴やおすすめする本についてご紹介していきましょう。

アサヒビール株式会社の概要

・会社名 アサヒグループホールディングス株式会社
・所在地 東京都墨田区吾妻橋1-23-1
・設立 1949年9月1日
・代表者 代表取締役社長兼CEO 小路明善
・資本金 182,531百万円(2017年12月31日現在)
・業務内容 グループの経営戦略・経営管理
・連結売上収益 21,203億円(2018年12月期実績)

アサヒビール株式会社の正式名称は、吸収分割を行ったアサヒビール株式会社が商号変更を2011年7月1日に行ったことで、純粋持株会社のアサヒグループホールディングス株式会社へと変わりました。

本社ビルは1989年の竣工と同時に東京の名物建築物となり、泡の溢れるビールジョッキをイメージしたデザインが特徴です。

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小路明善氏の人物像

アサヒビール株式会社の社長兼CEOである小路明善氏は、1951年11月8日の長野県生まれです。

青山学院大学法学部を卒業後、1975年にアサヒビール株式会社に入社しました。

1980年から労働組合専従として書記長などを10年間務め、東京支社特約店営業部長となった後の1995年から人事を中心に担当しました。

2001年からは執行役員となり、経営戦略や人事戦略など営業に欠かせない担当を中心的に行っています。

2007年まで子会社であったアサヒ飲料株式会社の常務取締役企画本部長を担当し、以降は常務取締役兼常務執行役員に帰任しています。

2011年には代表取締役へ就任し、2016年3月からアサヒグループホールディングスの社長就任、2018年から最高経営責任者を兼任し、現在に至ります。

趣味はギター演奏と映画鑑賞で、座右の銘はアメリカの小説家レイモンド・チャンドラーの「強くなければいけない、やさしくなければ生きていく資格がない」です。

卒業後から日本の酒類業界のトップ的な存在であるアサヒビール株式会社で全力を注ぎ、今後も期待を超えるおいしさや楽しい生活文化を構築するための挑戦や革新を続ける志を持っている企業で活躍が期待できる人物と言えるでしょう。

小路明善氏おすすめの本とは?

小路明善氏がおすすめする本はケビン・メイニー著の「トレードオフ‐上質をとるか、手軽をとるか」です。

「トレードオフ‐上質をとるか、手軽をとるか」とは、どのような書籍なのでしょうか?

書籍の内容やレビューなどをご紹介します。

本の内容

ケビン・メイニーは、2007年に創刊したビジネス誌の専属記者となった人物です。

経営戦略などを今までとは違った視点で描き、成功した商品と成功しそうでしなかった商品の明暗を分けた理由など、勝つための戦略として選ぶことの重要さを直球で書いています。

上質と手軽さのラインはどこか、企業の運命となるポイントはどこかなど、長期戦略を成功に導くためのガイドブックとも称されています。

ビジネスマンはもちろん、様々なジャンルの経営者からも注目される作品です。

レビューの紹介とそれに対する感想や考察

起死回生の策によって再生を図るのか、今後の動向が楽しみでもあるし、そのような着眼点ができる気づきを与えてくれた本書には本当に感謝します。

引用元:https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2NYJX2872HZ9A/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=483341936X

新しい視点で描かれているため、読んでいて展開や動向に興味が沸くことが分かるレビューです。

企業戦略に関心がある方にとっては、一読の価値がある内容であると思われる。

引用元:https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1HE6IFKXKY4IT/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=483341936X

トレードオフによる企業戦略があり、何を重視するかによって企業の動向が変えられることも学べるようです。

「上質」か「手軽」かで、かなりのことが説明できるシンプルさがスゴイです。

引用元:https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R11J8Q7VZS75Q3/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=483341936X

上質か手軽かという統一性のない部分に見えても、実際は大きく成功と落ち込みの要因を読み解けるだけでなく、シンプルな言葉だけで説明している所にも読みやすさを感じられるようです。

小路明善氏と「トレードオフ‐上質をとるか、手軽をとるか」で

小路明善氏は「トレードオフ‐上質をとるか、手軽をとるか」で現在のビジネスにおいての問題点を客観視しながら、何を重視すべきなのか、今必要なものは何かを学んだのではないでしょうか?

そして、今までにはない新しいものを選びつつ、シンプルな経営を目指していくのではないかを考察できます。

アサヒビール株式会社の今後の展望とは?

アサヒビール株式会社は、グループのあるべき姿として「高付加価値ブランドを核として成長する“グローバルな価値創造企業”を目指す」と掲げています。

また、ミッションを果たしてビジョン実現のための価値観に「挑戦と革新」「最高の品質」「感動の共有」とも示していました。

今まで築き上げてきたブランド力におごることなく、常に成長を視野に入れながらブランドの育成や拡大による向上を目指し、価値で選ばれる力が重要だと語っています。

これによって、さらなる経営力の高まりやブランド力による新しい世界にも期待でき、今後もますます発展していく企業となるでしょう。