ゼンショーの小川賢太郎社長がおすすめする明治維新の歴史書とは!

本記事においては、アフィリエイト、記事の取材費用、記事単位での広告費用等を目的として記事を執筆しています。

株式会社ゼンショーの代表取締役社長を務めている小川賢太郎氏は、「世界から飢餓と貧困を撲滅する」というビジョンを実現するために会社を引っ張っている人物です。

そんな小川賢太郎氏の経歴やおすすめする本を中心にご紹介していきます。

株式会社ゼンショーの会社概要

・会社名 株式会社ゼンショーホールディングス
・所在地 東京都港区港南2-18-1 JR品川イーストビル(8階総合受付)
・設立年月日 1982年6月
・代表者 代表取締役会長兼社長 小川賢太郎
・主な事業内容 フードサービスチェーンの経営、販売システムや食材加工システムの開発
・グループ店舗数 9,509店(2019年3月末)

小川賢太郎氏が会長兼社長を務める株式会社ゼンショーホールディングスは、様々な飲食チェーン店を総括する大手企業です。

関連会社には、すき家本部、なか卯、ビッグボーイジャパン、久兵衛屋、ゼンショー・クーカなど誰もが聞いたことがある名前の会社が連なっています。

小川賢太郎氏はどのような人物なのか?

小川賢太郎氏は、1948年7月29日に生まれました。

東京都立新宿高等学校を卒業後、東京大学に進学します。

しかし、全共闘運動に関わりを持ったことにより、中退しました。

その後、港湾労働を経験し、ベトナム戦争で資本主義に目覚め、中小企業診断士の資格を通信教育で取得したという経験の持ち主です。

1978年には吉野家へ入社しますが、倒産をきっかけに独立を目指しました。その時に創業した企業がゼンショーです。

ゼンショーという会社名には、「全勝や善意の商売、禅の心で商売を行う」という意味が込められています。

徐々に事業の範囲を広げていき、ランチボックスという弁当店や多くの人に利用されるすき家などを開業していきます。

2011年3月期連結決算では、日本マクドナルドホールディングスを上回るほどの実績を残しました。

その実績をきっかけに、小川賢太郎氏は経営者として見事な手腕を持っていることが多くの人に知れ渡るようになります。

2014年春には働き方が話題に上がるようになり、会社のトップとして意識改革を求められるようになったことは、小川賢太郎氏にとって転機の1つだったと言えるでしょう。

2017年1月には、国民生活産業・消費者団体連合会(生団連)第2代会長に就任しました。

おすすめ本「ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書」とは?

次に、株式会社ゼンショーを大きく成長させた小川健太郎氏がおすすめする本・「ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書」についてご紹介しましょう。

「ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書」の内容

「ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書」は、明治維新の時に調停の敵だという汚名を着せられた会津藩について綴っている本です。

降伏した後の会津藩の運命を知ることができる1冊となっています。

明治維新の裏に隠れた歴史を赤裸々に書いている回顧録なので、歴史に興味を持つ方におすすめです。

「ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書」のレビュー

義和団事件で世界から賞賛された柴五郎。その幼少期攻め入った新政府軍に蹂躙され尽くした会津が未だに鹿児島、山口、高知ナンバーの車を見ると水をかけるという理由が分かる一冊です。

会津人は頑固で融通がきかないと言われていますが、ここまで教育が徹底していれば、頑固もまた固い信念に変わるんだと感心しました。
引用元:Amazon

小川健太郎氏がおすすめする「ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書」では、教育の重要性について知ることができます。

また、頑固だからこそ固い信念を持てるということも私たちに教えてくれているような内容です。

この本を読むことによって、日本の在り方についても考えるきっかけになるでしょう。

本から小川健太郎氏が学んだこと

小川健太郎氏がこの本を読んで学んだことは、逆境の中であっても自分自身の信念を持ち続ける大切さではないでしょうか?

1つの会社を支えていく立場になると、多くの人の意見を聞かなければいけませんし、辛い時期を踏ん張らなければいけないこともきっと多いはずです。

そんな中でも、会社を創業した時の固い信念を持ち続けていれば、状況が好転するタイミングも訪れる可能性が高まると感じたと考えることもできます。

それが、株式会社ゼンショーが成長する秘訣の1つにつながっているのかもしれません。

株式会社ゼンショーの今後の展望について

株式会社ゼンショーの代表取締役社長を務めている小川賢太郎氏は、ホームページにトップメッセージを掲載しています。

株式会社ゼンショーの今後の展望は、そのトップメッセージから読み取れます。

最後に、トップメッセージから読み取れる株式会社ゼンショーの今後の展望について考察してみました。

小川賢太郎氏はトップメッセージの中で、このように述べています。

ここで働くすべてのメンバーにどこにもない生きがいと働きがいを提供し、さらに株主の皆様、取引先の皆様にとっても、存在価値のある企業であり続けたいと思っています。

引用元:トップメッセージ

今よりもさらに成長していく前向きな気持ちが大きいことが分かります。

現状だけ見てみても、かなり規模が大きくなっていますが、存在価値を高めるために既存の事業をより充実させるだけではなく、新しい事業にも取り組む可能性があると考えられるでしょう。

これまでの経験を活かし、株式会社ゼンショーがより魅力的な会社へと変化する可能性に期待できます。

飲食関連では、「和民」で有名なワタミ株式会社の渡邉美樹さんについても記事を書きましたのでぜひ御覧ください。

ワタミ創業者、渡邉美樹氏とその著書「きみはなぜ働くか。」について