株式会社カルタホールディングスは、株式会社VOYAGE GROUPと株式会社サイバーコミュニケーションズの持株会社です。
現在、宇佐美進典氏は経営統合したカルタホールディングスの会長を務めています。
今回は、宇佐美進典氏の紹介やおすすめの本を併せてご紹介しましょう。
目次
カルタホールディングスの会社概要
社名:株式会社カルタホールディングス
設立年月日:1999年10月8日
事業内容:グループ経営管理事業
代表者:代表取締役会長 宇佐美 進典
代表者:代表取締役社長 新澤 明男
株式会社カルタホールディングスは、株式会社VOYAGE GROUPと株式会社サイバーコミュニケーションズの純粋持株会社として経営統合したことで設立されました。
インターネット分野は今後も大きな成長の可能性を秘めているだけでなく、大きな可能性を生み出す産業です。
経営統合によって、今まで両社が築きあげてきた技術や基盤、資源やノウハウを生かし、より大きな挑戦によって日本をリードする企業になることを目指しています。
宇佐美進典氏の人物像
株式会社カルタホールディングスの会長である宇佐美進典氏とは、どのような人物なのでしょうか?
宇佐美進典氏は、1972年10月12日に愛知県で誕生しました。
東海高等学校卒業後に早稲田大学商学部に入学し、大学在学中の19歳で学生結婚をしています。
当時学生で若すぎる結婚に反対されたこともありましたが、夫として学生として、父親としての役割を果たすため、多くのバイト掛け持ちしたことがきっかけで自分の可能性を信じる機会があったそうです。
卒業後にコンサル会社に就職したのですが、イメージとのギャップから知人が創業に関わった企業に転職したことがきっかけで、新たな起業へのチャレンジをすることになりました。
世の中が変わるような事業を作ってみたい想いを持って挑んだものの、最初は自身の経営力の低さや開発の問題が発生します。
しかし、これまでの縁に助けられた結果、見事に仕事が進んでいき、株式会社VOYAGE GROUPの立ち上げが成功しました。
今までの経験から、これからも自分の手で新しい時代に関わっていきたい精神を持ち、様々なビジネスの実現を可能にしていくために挑戦を続けていくと語っています。
宇佐美進典氏がおすすめする本「ローマ人の物語」
宇佐美進典氏が経営者やビジネスマンに向けておすすめしている書籍を紹介しています。
本のレビューの紹介や感想などもご紹介していきましょう。
宇佐美進典氏がおすすめする「ローマ人の物語」について
宇佐美進典氏がおすすめする「ローマ人の物語」は、塩野七生によって書かれた歴史小説です。
なぜローマは普遍帝国を実現できたのかという視点で、ローマ建国から西ローマ帝国の滅亡を描いています。
全43冊が発行されていて累計発行部数は約220万部、文庫本に関しては約540万部の人気作品です。
「ローマ人の物語I ローマは一日にして成らず」に関しては、第6回新潮学芸賞を受賞し、他のシリーズに関しても多くの賞を受賞しています。
作品の内容としては、古代ローマのそれぞれの時代に存在したリーダーが、どのような歴史を築き上げてきたのか、なぜ1000年も続いてきたのかなど、歴史の流れや特徴的な出来事を時代ごとに描いている作品です。
ローマ人の物語のレビュー
文化的な一切の活動を禁止することで、地中海一の軍隊を作り上げたスパルタ。
その実態を想像するに恐ろしいものがありますが、皇帝の改革によりそういった国を作り上げたという話は示唆深いものがありました。
引用元:https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1O4KUYA6TZBSB/ref=cm_cr_arp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4101181519
ローマ人の物語の読者の中には、想像すると恐ろしさを感じてしまうスパルタな内容に興味を示している人もいます。
その厳しさが一つの国を作り上げた歴史を生み出しており、その経緯が分かる面白さに読者は惹かれるのでしょう。
ローマ人がギリシャ人やケルト人との交流(および交戦)から多くのものを学んでいった様子がよくわかります。
現代人がローマ人に学ぶものがある、というところに、同じ図式が成り立つともいえるかもしれません。
上記のレビューから、改革で新たに作り出すために必要なことや学べることが多いと感じます。
実際に、現代人がローマ人に学ぶものがあると感じている方もいるようです。
宇佐美進典氏が学んだこと
宇佐美進典氏は、自分がトップに立った時とローマ皇帝をリンクさせて考え、自分だったらどうするか?という視点で読んだのではと考えられます。
実際に宇佐美進典氏も経営者向けの本であり、全刊でも読んでほしいと言っていることから、読んで得るものが多いということでしょう。
特にローマの国家を会社、そして皇帝を社長に当てはめて考えると参考になることが多いようです。
株式会社カルタホールディングスの今後の展望を予想
今まで多くの企業側の立場になっていた宇佐美進典氏ですが、今後はこれまでのノウハウを生かして大きな存在になっていくことは明らかでしょう。
実際に株式会社カルタホールディングスを立ち上げた際に、宇佐美進典氏は日本の圧倒的な存在に変わっていくことを目指しているだけでなく、同時に社長に就任した新澤氏も新しい価値を持つことを目的としています。
最初に企業したきっかけも新たなことを生み出したい意欲と、自分自身の挑戦が大きく関係し、現在もその気持ちが増してきていることは明確です。
また、自分たちの手で新しい世界を作れるようなサービス展開にも意欲的だと感じられます。
そのため、株式会社カルタホールディングスの今後は非常に期待できるものと言えるでしょう。