株式会社ナレッジワークは、2020年4月1日に創業されたばかりの会社です。
「ナレッジテクノロジーであらゆる人の可能性を解放する」をミッションとし、社内のナレッジを作成・共有・活用するための企業向けソフトウェアを開発・販売しています。
株式会社ナレッジワークのCEO 麻野 耕司氏は10万部を突破したベストセラー書籍「THE TEAM」の著者としても有名ですが、今回はナレッジワークや麻野氏の詳細とともに、おすすめする本についてご紹介します。
目次
株式会社ナレッジワークの会社概要
正式名称 | 株式会社ナレッジワーク |
所在地 | 東京都港区海岸1-4-22 SNビル8F |
代表者 | 麻野 耕司 |
事業内容 | 企業向けソフトウェアの開発・販売 |
資本金 | 5,000,000円 |
創業年月日 | 2020年4月1日 |
株式会社ナレッジワークは、2020年4月1日に創業されたピープル・テック・スタジオ合同会社 の事業会社として、創業されました。
同日、麻野 耕司氏がピープル・テック・スタジオの代表、ナレッジワークの代表取締役CEOに就任しています。
ミッション
ナレッジテクノロジーであらゆる人の可能性を解放する
Knowledge Technology empowers all people
ビジョン
できる喜びが巡る日々を届ける
Deliver the joy of enablement
設立されたばかりですので、具体的な事業内容や商品・サービスは発表されていません。
しかし、コロナウィルスの影響で、世の中の多くの企業や人が今までの働き方を変えざるを得ない状況になっています。ナレッジワークは、テクノロジーを駆使してそのような世の中に必要とされる事業を展開してくれることでしょう。

麻野 耕司CEOについて
慶應義塾大学法学部卒業後、リンクアンドモチベーションに入社しています。
2010年、中小ベンチャー企業向け組織人事コンサルティング事業の執行役員に当時最年少で着任し、
2016年には国内初の組織改善クラウド「モチベーションクラウド」を立ち上げています。国内HR Techの牽引役として注目を集めました。
2018年には日本最大級の社員クチコミサイトを運営するヴォーカーズ(現オープンワーク)に出資し、取締役副社長を兼任しています。
2019年、リンクアンドモチベーション取締役を退任し、
2020年4月1日、ピープル・テック・スタジオの代表とナレッジワークの代表取締役CEOに就任しました。
著書に「THE TEAM」(幻冬舎)、「すべての組織は変えられる」(PHP研究所)があります。
麻野氏がおすすめする本
株式会社ナレッジワークのCEO 麻野 耕司氏がおすすめする本は、江副 浩正 著の「リクルートのDNA―起業家精神とは何か」です。
「リクルートのDNA―起業家精神とは何か」とはどのような本なのでしょうか。
「リクルートのDNA―起業家精神とは何か」について
リクルート創業社 江副浩正氏による、経営者としての視点、考え方、成長の過程、苦労、成功など「起業家精神」とは何かが記された本です。
江副浩正氏は、東京大学教育学部在学中より求人広告の仕事を手がけ、23歳で大学新聞広告社を創業しました。昭和38年に株式会社日本リクルートメントセンターとしたのち、「リクルート」と社名を変更し63年に同社を退任するまで代表を務めました。リクルートの発展の礎を築いた起業家です。
現在活躍する起業家にもリクルート出身者は多くいます。
社会で活躍するための心得や教訓も書かれていますので、起業家だけではなくビジネスマンであれば必読の一冊です。
「リクルートのDNA―起業家精神とは何か」のレビュー
なぜ成功するベンチャー企業にはリクルート出身者が多いのか?ずっと不思議だったんですが、本書を読んでやっと意味が分かりました。
社員全員が経営者であるべき、そんな理念を掲げ、システムを作ったからこそそれにふさわしい人材が集まってきたのですね。普通会社の歴史には、倒産の危機が何度かあるモノですが、本書によるとリクルートでは危機らしい危機もなく、すんなりと大企業に成長してしまうところが、他の企業歴史本とは異なるところです。それだけこの会社がユニークであると言う事なのでしょう。副題の通り、「起業家精神とは何か」が理解できます。
引用元:Amazon
読んでみて勉強になった、ビジネスの参考にしたいといったレビューがいくつも見られました。やはり成功している企業について語られていますので、気になる方も多いのでしょう。
リクルート創業者の江副氏の著書です。
当然リクルートの歴史や、江副氏自身が取り組んできたこと、経験をもとに書かれていますが、
一貫して本書で伝えられていることは副題の通り、「起業家精神とは何か」です。
ご本人の考察が大変面白く、なるほどなと思うものばかりでした。分かりやすく、実践に近いシーンを想定して書かれているように思います。特に「成功する起業家の二十箇条」は勉強になります。
これが方針や人材育成の基となる考え方だから、
リクルートには優秀な人材が入り、そして活躍したり巣立っていくのだと納得がいきます。
自分も一ビジネスマンとして、自分が長になるか組織の一員かは別に、起業家的に働くマインドを学びました。また採用方針は、強い企業はどこも同じですがたとえばGoogleとも同様に、
「採るべき人を採りなさい」「自分より優秀な人を採用せよ」というメッセージです。
あらためて人の持つ価値や採用の重要性、採用担当の取るべきスタンスが確認できました。将来的に独立を目指す人はもちろん、起業家のように企業で働きたい、向上心ある人におすすめです。
引用元:Amazon
起業を目指す方だけではなく、人事・採用をはじめとしたすべてのビジネスパーソンも学びを得られることでしょう。
浅野氏が学んだこと
Twitterで「事業戦略(Message)、組織風土(Motivation )、組織編成(Mission)、人材開発(Membering)、管理制度(Monitoring )の5Mがこれほどまでに美しくリンクした会社はかつてあっただろうか。」とコメントしているように、組織のあり方や経営理念といった、まさに「起業家精神」を学ばれたのではないでしょうか。
この本から学んだことを、ナレッジワークの運営にも活かしていくことでしょう。
まとめ

今回は、株式会社ナレッジワークのCEOである麻野 耕司氏がどのような人物なのか、どのような本をおすすめしているのかといった点についてご紹介しました。
2020年現在、新型コロナウイルスにより生活様式が大幅に変わりつつあります。
株式会社ナレッジワークは、テクノロジーによって情報をナレッジに変える事業を展開していくことから、これからニーズが高まっていくのではないかと考えられます。
また、株式会社ナレッジワークでは、「ナレッジテクノロジーであらゆる人の可能性を解放する」というミッションを共に実現するメンバーを募集しています。
事業はまだまだこれからですが、集まったメンバーとともに、新しい生活様式でも人々がさらに輝けるようなテクノロジーをもたらしてくれることでしょう。