ジラフ代表の麻生輝明氏が薦める本で問題設定力と解決力を論理的に身につけよう!

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ネット上では便利なアプリやサービスが数々あるのですが、多数のWebサービスを手掛けている会社の一つが株式会社ジラフです。

株式会社ジラフの代表取締役である麻生輝明氏は、おすすめの本に「イシューからはじめよ」という作品を挙げています。

今回はジラフや麻生輝明氏の詳細と共に、おすすめの本の内容や学べること、実際に読んでみた人の感想についてまとめてみました。

 

株式会社ジラフの会社概要

社名:株式会社ジラフ
代表取締役:麻生輝明
設立:2014年10月29日
資本金:11億円
事業内容:インターネットサービスの企画・開発・運営、中古機器の買取・販売
従業員数:70名

メインとなるサービスは次の3つです。

ヒカカク

国内最大級を誇る買取比較サイトです。

買取商品の数は100万件以上、口コミ数は5万件以上で、月間300万人が利用すると言われています。

家電や古本、ゲームソフト、アートなど様々なものの買取価格の比較ができ、さらに最大20社に見積もり依頼を一括で申し込めます。

Peing-質問箱-

TwitterやFacebookなどと連動できる匿名の質問サービスです。

質問箱を作成してSNSに公開すれば、閲覧者から質問を集められます。

magi

トレーディングカードの売買に特化したフリマアプリです。

気軽に欲しいカードを探して購入でき、逆にいらないカードを売ることができます。

これらのサービスは、月間合計4000万人が利用していると言います。

麻生輝明氏について

株式会社ジラフの代表取締役を務める麻生輝明氏は、ヒカカクのプロダクトマネージャーも担当しています。

個人の売り手向けに適したサービスがないことに目を付け、売り手の窓口を生み出そうと思いヒカカクを考え、ジラフの企業に至りました。

そんな麻生輝明氏は、中学生の頃に10代の若者向けに掲示板やチャット、CGIゲームなどが利用できるコミュニティサイトを立ち上げています。

学生時代からインターネットサービスでの起業を目指していたそうです。

夢を実現させるために、大学は一橋大学商学部に入り、経営戦略とゲーム理論の両方を専攻しました。

在学中はベンチャー企業やIT企業でアルバイトインターンを経験し、事業経営などを現場で体験し、就活では大手ベンチャーキャピタルに内定します。

しかし、2014年に合同会社のヒカカク(現在のジラフ)の創業により内定を辞退しています。

開発サイドとビジネスサイドの両方でディレクションなどを行い、事業やサービスを支えている人物です。

 

麻生輝明氏がおすすめする本

麻生輝明氏がおすすめする本は、ヤフー株式会社のCSOである安宅和人氏が著作した「イシューからはじめよ」という作品です。

本の内容とレビューをご紹介しましょう。

 

本の内容

AIやデータの重要性が高まっていることから、今後は「感じる力」、「決める力」、「伝える力」の3つがますます求められます。

この書籍では、その3つの力を見つめ直し、磨き上げていくノウハウが集約されています。

 

「イシューからはじめよ」のレビュー

コンサル出身でありながらも、事業会社であるヤフーの成長に貢献した人だけあって、リアルな実業務に向き合って整理された良書であると思います。

「悩む」ことと「考える」ことの違い、漠然と悩むのでは無く「何が問題なのか考えること」から始めるということの大事さ、そして思考展開を説いている良書でした。

引用元:Amazon

レビューでは、読む価値ありという内容が多く見られました。

問題にぶち当たると人は悩んでしまいますが、この本では悩むのではなく、問題となっている部分を考えることが大事だということが理解できるようになります。

問題解決の糸口を探している時に、役立つ本ではないでしょうか?

 

「この本の内容」と、「この本の内容が大切だと気がつく体験の記憶」が繋がることで、この本が理解できる。言い換えると、一回本の内容を読んで、ああ理解した、と思う人には不向きな本だとも思う。

ずっと側に置いておいて、仕事などしながら、ときおり読み返してみると、ハッとするところがあります。そこが、今の自分の仕事のイシュー度を上げるために必要なものだと理解してゆく。

体験と本を結びつけてゆきながら理解してゆく。これほど自分の師匠として長く付き合ってくれる優れた本は、この世にそう出てこないと思います。

引用元:Amazon

 

一度読んで理解するものではなく、繰り返し読むことで意味がある本だと紹介されています。

自分の仕事の問題設定や解決スキルのレベルアップのために、常に横に置いておくと良い本と評価されています。

 

この本から学べること

著者の安宅和人氏はイェール大学で脳神経科学プログラムに入学し、本来7年はかかるところ3年9ヶ月という速さで学位を取得しています。

その後、商品や事業開発などを経験し、2008年からヤフー株式会社で働いている人物です。

「イシューからはじめよ」では、脳科学・戦略コンサル・ヤフーの3つのキャリアを持つ著者が生み出した、問題設定と解決方法を学べる内容となっています。

麻生輝明氏も、この本を通じてビジネスの立ち上げに必要とされる、問題設定・解決のスキルの重要性やレベルアップしていく方法を学んだのではないでしょうか。

 

まとめ

10畳程のマンションでスタートしたジラフは、今では80人の従業員を雇う会社へと成長しました。

サービスをリリースする前のシードラウンドからサービスの知名度が伸びているシリーズAラウンドまでに、累計2億円の資金調達に成功している実績があります。

さらに、TLMやEast Venturesなど複数の会社から出資を受けており、多くの人が会社の将来性に期待をかけているとことが想像できます。

サービスの利用者は年間4000万人と多く、人気や需要は絶えるどころか高まっているようです。

類似するサービスも多いので、ユーザーのニーズを汲み取り、改良しながら他のサービスと差を付けています。

SNSを中心に知名度が上がったことから、採用にSNSを活用するなど今の時代だからこそできる戦略も取り入れて組織を拡大させていきました。

ジラフは急速で成長しており、その成長はまだまだ続いています。

今後も既存サービスを強化しつつも、便利で画期的な新しいサービスを生み出していくでしょう。

若手社長として注目を浴びる麻生輝明氏は、おすすめの本として「イシューからはじめよ」を挙げています。

「イシューからはじめよ」では、今の時代に求められる「感じる力」、「決める力」、「伝える力」を磨き上げる方法が分かります

本のレビューではイシューの重要性を理解でき、読む価値ありと評価する内容が多いので、期待できるビジネス書籍と言えるので、

一度読んでみてはいかがでしょうか。

そして、まだまだ成長を続けるジラフの今後にも注目してみてください。