今回は、ビジネスに悩む方に送る鉄板の3冊をご紹介していきます。
仕事の糧になるようなビジネス書を読みたい!けど、数が多くて結局何を読めばいいのか分からない人は必見です。
本記事では、超定番ですが絶対に読んでおいて損はない本を紹介します!!
また、どういった社長がそれらの本に影響されたのか?という情報も盛り込んでお届けしていきます。
目次
鉄板本①:人を動かす
画像引用元:Amazon
多くの人に語り継がれるビジネス本の代名詞が『人を動かす』です。
日本では500万部を突破し、今も多くの人に読まれています。
そんな『人を動かす』の魅力とは何でしょうか?
本の概要
『人を動かす』は相手に気持ちよく働いてもらい、人間関係を円滑にするための本です。
話し方や接し方の極意を30のポイントにしてまとめており、そのどれもが役立つと今も売れ続ける自己啓発本です。
あらゆる自己啓発本の原点であるとも称されており、ビジネス本を語るには絶対に欠かせない存在です。
1937年に販売され、開始から80年以上経っているにも関わらず、今も人気を誇るロングセラーになっています。
著書のデール・カーネギーが長年に渡って丹念に集めた実話からできている本です。
人が生きていくべき上でぜひ身に付けるべきと感じた人間関係の原則を集め、デール・カーネギーが実践として磨き上げた事例を交え、その役立つ原則を説いています。
深く人間を洞察できるデール・カーネギーだからこそビジネス本の完成形として、ここまで人を突き動かす本ができたのでしょう。
『人を動かす』がビジネスの参考本として役立つのは、人との接し方に悩む方です。
- 部下との接し方で悩むマネジメント初心者や中級者
- 交際相手や家族、友人といった人間関係に悩んでいる人
- 優れた営業マンとして活躍したい人
などに最適で、あらゆる人間関係の問題を解決していけることでしょう。
この本は人の弱みに付け込むのではなく、相手に好かれる行動の数々で成長させてくれます。
人との付き合い、人を動かす上で絶対に外せないポイントをおさえることができ、これを見るだけで起こる変化は大きいはずです。
また、相手を傷つけることなく、嫌われることなく、自分の主張を伝えることもできるようになります。
だからこそ、職場でもプレゼンテーション力も向上し、提案が通りやすくなることで優れたマーケターにもなり得る本となっています。
おすすめしている社長
『人を動かす』は多くの経営陣に読まれる本ですが、大和ハウス工業最高顧問の樋口武男氏もこの本をおすすめしております。
大和ハウスの創業者の想いを受け継ぎ社長となった樋口武男氏は、一時期赤字に陥った会社を黒字に転換するほどの影響力を持つ人物です。
樋口武男氏は『人を動かす』から、リーダーとして在るべき姿を学んだと言い、企業の端くれのような存在から偉大なる存在へと成長できたと語っています。
鉄板本②:影響力の武器
画像引用元:Amazon
続いておすすめする本は『影響力の武器』です。
こちらもまた『人を動かす』同様に世界で愛されるロングセラーであり鉄板です。
では、この本を読むことでどんな変化をもたらすのでしょうか?早速見ていきましょう。
本の概要
『影響力の武器』はビジネスマンのテクニックから「承認」という人間心理のメカニズムを解明した本となっています。
多く情報によって惑わされる現代において、騙されない賢い消費者になることを実現し、さらにはプロの手法を参考に人を説得する方法を学んでいける本となっています。
そんな『影響力の武器』はセールスマンや募金勧誘者、また広告主といった証人誘導が優れたプロの世界に潜入して書かれた本となっています。
この本を読むことで、ずるい相手が仕掛けてくる弱みを突いた戦略にも屈することなく立ち向かえるでしょう。
発売から38年経った今も人気は衰えることなく、人に影響を与えるビジネス本として大人気となっています。
『影響力の武器』は
- 隙に付け込まれて、欲しくないものを買わされやすい人
- 怪しい儲け話に載せられてしまう人
- 他人の言葉にすぐ影響されてしまうような人
に向いている本です。
弱い立場となった時の心理を説き、そうなった時の対策をあらゆる戦術を用いて解説していきます。
同時に人に好かれる営業マンになれる可能性も高いとされているのが『影響力の武器』の魅力です。
著者のロバート・B・チャルディーニの街頭や個別の訪問販売、怪しげな宗教の寄付といった苦い実体験から味わった経験から、セールスマンや広告主の世界で本当に必要なものを理解できることでしょう。
おすすめしている社長
『影響力の武器』をおすすめしているのは、成果報酬型インターネットメディアのアルバイト求人サイトのジョブセンスや不動産賃貸情報サイトdoor賃貸といったネットメディアを運営しているリブセンスの代表「村上太一」氏です。
史上最年少での東京証券取引所市場第一部上場を果たしたとされる村上太一氏は、新卒入社社員向けのおすすめの本として『影響力の武器』を挙げています。
心理学系の本の中でも特に新卒の方にも読みやすい本で、学べることがきっちり理解できるとしています。
鉄板本③:7つの習慣
画像引用元:Amazon
本記事で最後にご紹介するのが『7つの習慣』です。
原著の初版は1989年に出ており、1996年に出版されて以降常にランキングに居座る存在のビジネス本。
語り継がれるその素晴らしさは多くの人を魅了していますが、どんな内容が詰まっているのでしょうか?
本の概要
『7つの習慣』は全世界で3,000万部を突破する本です。
ビジネス書との扱いとなっていますが、成功哲学や人生哲学、自助努力などといった人間の生活を広く取り扱う本であり、ビジネス書の域を超えています。
人生の全てにおいて成功させる方法が詰まっているのです。
成功のための方法は、「原則」によって詳しく説かれており、本書で説明されている7つの習慣により人生を大きく変えていくことができるのです。
『7つの習慣』は、社会的なイメージをその場しのぎのテクニックで作り出すビジネス本では面白くないと感じる人におすすめです。
長期的な目標の達成に向けて効果を見出す本なので、まだ自身がビジネスマンや経営者として成長しきれていない人にも役立つでしょう。
即効性のあるビジネス本とは違い、習慣化させていく7つの方法で効果は持続的です。
さらに応用を利かすこともでき、世界中どこでも通用する考え方の原理原則が学ぶことができるのです。
おすすめしている社長
『7つの習慣』をおすすめしているのはLINE元代表の「森川亮」氏です。
森川亮氏は経営者という立場に悩んでいた時に、この本を読んだそうです。
本書を読むことで、時間の使い方にこだわることができ、大事なことについて価値観を見出しました。
そして、そこから目標を定めるといった流れを自分の中に作ることができ、多くの悩みの解決につながったそうです。
たくさんの習慣で改善された姿に、まるで別の人物が自分を見ているようだとも言っています。
まとめ
今回ご紹介してきた3つのビジネス書は、どれもロングセラーで多くの人に愛されてきました。
他のビジネス書では得られないものを習得し、即効性がありながらも長期間持続する役立つ心理学などがあなたを大きく変えていくことでしょう。
様々な影響により激動の時代を生きなければいけない私たちにとって、欠かすことのできない情報が今回紹介した本で得られることでしょう。
たくさんの社長たちにも影響を与えてきた3冊を、ぜひ自身のビジネスを成功に導くために読んでみてはいかがでしょうか?