ソフトバンク創業者の孫正義がおすすめする歴史小説から人生論を学ぼう!

ソフトバンクのロボット
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携帯電話のキャリア会社で有名なソフトバンクグループ株式会社は、孫正義氏によって生み出されました。

日本一の大富豪とも言われる孫正義氏ですが、影響された本が存在するようです。

孫正義氏がおすすめする本とは、どのような内容でどう影響を与えたのでしょうか?

今回はソフトバンクの概要や孫正義氏の経歴と共に、おすすめの本をご紹介していきます。

ソフトバンク株式会社について

電話

社名:ソフトバンクグループ株式会社

設立年月日:1981年9月3日

本社所在地:東京都港区東新橋1-9-1

代表取締役会長 兼 社長:孫 正義

資本金:2,387億72百万円

事業内容:純粋持株会社

事業会社の内容:

  • ソフトバンク・ビジョン・ファンド及びデルタ・ファンド事業
  • ソフトバンク事業
  • スプリント事業
  • アーム事業
  • ブライトスター事業
  • その他

 

ソフトバンクグループ株式会社は、携帯電話三大キャリアで知られるソフトバンクを傘下に持つ持株会社です。

情報改革で人々を幸せに」という経営理念に基づき、社会に求められる技術やサービスの提供を行っています。

日本国内・アメリカでの携帯電話の販売や通信・インターネットサービスの提供を始め、事業会社を通じてテクノロジー分野での投資ファンド、半導体チップに搭載される技術のデザイン、グローバルな携帯端末の流通事業、野球競技・スポーツ施設の経営などを手掛けています。

 

孫正義氏の人物像

男性

ソフトバンクグループ株式会社の孫正義氏はグループの会長兼社長、さらにグループ企業の取締役や会長を務めている人物です。

アメリカの経済誌・フォーブスで毎年掲載される「日本長者番付」では、何度も1位になっており、日本一の大富豪として名を轟かせています。

高校時代に渡米し、サンフランシスコの高校の卒業試験をわずか3週間で合格し、またカリフォルニア大学のバークレー校経済学部を卒業するなどの学歴を持っています。

帰国後は福岡で起業し、コンピュータの卸売事業をスタートさせました。

そして、1981年に経営総合研究所との共同出資により日本ソフトバンクを創設し、社長として活躍し始めます。

1983年に慢性肺炎で社長職を退きますが、3年後の1986年に社長職に復帰し、以降、グループのトップとして経営手腕を発揮させ、企業を大きくしていきました。

そんな孫正義氏はゴルフを趣味としており、自宅の地下には世界のゴルフ場のシミュレーションプログラムが導入された個人練習場を保有するほどです。

また、読書も趣味としており、肺炎を患った際は入院中に約3000冊の本を読んだという話もあります。

 

孫正義氏がおすすめする本「竜馬がゆく」

坂本龍馬

孫正義氏が数ある本の中で特に感銘を受けたとされる一冊が「竜馬がゆく」という長編小説です。

ここからは本の概要や実際に読んだ人のレビュー、孫正義が学んだことについて考察していきます。

 

「竜馬がゆく」について

司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」は大河ドラマや民放で何度もドラマ化されている長編小説で、坂本龍馬のイメージを定着させた作品とも言われています。

実在した坂本龍馬と区別を付けるために、本作では「竜馬」となっています。

竜馬は親から「千里の駿馬」になることを期待されて名づけられましたが、近所の子どもにからかわれ、さらに寺子屋の師匠にも見放されてしまいました。

そんな竜馬は、14歳から小栗流の道場に通い始め、そこから彼は変化していきます。

世の中を変えようと活動し、明治維新の立役者となるまでの生涯が描かれている作品です。

 

「竜馬がゆく」のレビュー

江戸の末期、時代背景の中で、主人公竜馬がどう関わっていくのか、読み取れて、おもしろい。竜馬の人を引きつける魅力もよみとれる。この時代の流れの中での展開がおもしろい。

引用:https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R32PRA6NK2L81H/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4167105683

読んだ人の多くは展開が面白いと評価しています。

この本を読んで竜馬のファンになった人は少なくないでしょう。

 

筆者のこの本への表現方法は、竜馬がその混沌の時代を楽しくそしてもがきながら生きている様子、その情景がありありと目の前に見えるよう。まるでテレビドラマを見ている気分にさせてくれます。この時代の歴史背景もちょくちょくはさんでいますので、歴史の苦手な私でも読んでいて勉強になります。

引用:https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RY0H5LMY1OGYX/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4167105683

まるでドラマを見ているような想像しやすい表現に称賛の声があります。

歴史小説は難しいというイメージがありますが、歴史背景も分かりやすく取り入れられているので、誰でも読みやすい作品であることが分かるでしょう。

 

孫正義氏が学んだこととは?

孫正義氏が「竜馬がゆく」を初めて読んだのは中学生時代です。

脱藩する竜馬を姉の乙女が「お前は土佐に収まりきれる男じゃない!」とエールを送るシーンがあり、その場面に感動したと語っています。

竜馬がたった一度の人生の中、人や世の中にために頑張り、何かを成そうとする志に感化され、16歳の時の留学の決意にもつながったそうです。

また、ソフトバンクグループは「情報改革で人々を幸せに」という理念を持っており、その言葉から「竜馬がゆく」という作品が孫正義氏に大きな影響を与えていることが伺い知れるでしょう。

 

ソフトバンク株式会社の今後の展望を予想

ビル

インターネット関連業界では、現在様々な企業がネット通販からキャッシュレス決済など多種多様なサービスを拡大しています。

サービスの多様化により、顧客を獲得する競争も激化している現状です。

ソフトバンクグループも付加価値のある新しいサービスを提供するために、経営統合やTOBなどで事業拡大を目指していくでしょう。

現時点では、ヤフーを手掛けるZHDとLINE社が統合経営の基本合意がなされました。

ZHDはインターネット検索を軸に、グループ会社やソフトバンクと連携して金融・物販・電子決済などの事業を展開する会社です。

最近では大手ファッション通販サイトのZOZOにTOBを行ったことでも話題となりました。

また、LINEもアプリ上で金融やコンテンツ販売をなど行っており、利用者は日本に限らずアジアを中心に海外にも存在します。

ZHDと事業が似ているところも多く、またどちらも顧客が多いため、予想を超えるシナジー効果が出るのではないかと期待されているのです。

既存の事業を強化しつつ、新しいサービスの創出に注目が集まります。