森川夢佑斗氏は、株式会社ギンコの代表取締役を務めている人物です。
これからの時代に必要となるブロックチェーンに関する事業を行っている株式会社ギンコがどのような会社なのか、そして森川夢佑斗氏がおすすめする本はどんな内容なのか、ご紹介していきます。
目次
株式会社ギンコの事業内容

森川夢佑斗氏が代表取締役を務めている株式会社ギンコは、仮想通貨ウォレットアプリ「Ginco」の企画・開発・運用や事業者向けブロックチェーンソリューション提供、仮想通貨マイニングマシンの販売・運用代行といった事業を行っている会社です。
「私たちの足元を支える社会や生活に関する滞りを解消し、めぐりのよい経済を実現すること。」というビジョンを掲げて事業を行っている株式会社ギンコは、経済の巡りを変えていくための取り組みを行っています。
ビジョンを実現するために、ブロックチェーンの発展や普及にコミットするための事業を展開しているのです。
そして、今よりも自由にやり取りができる社会を目指して取り組み続けていく会社でもあります。
株式会社ギンコ 代表取締役・森川夢佑斗氏の経歴について

森川夢佑斗氏は、1993年に大阪府で生まれました。
24歳で2冊の本を出版し、ブロックチェーンや暗号通貨に関する豊富な知識を持つ有識者でもあります。
京都大学在学中に起業し、スタートアップのCEOとコンサルを兼務するという実績を持っています。
この実績だけ見ると、エリート路線を歩んできたのではないかと思うでしょう。
しかし実際は裕福な家庭で育ったわけでなく、むしろ自分自身の環境を理不尽だと感じることの方は多い子ども時代だったそうです。
大学進学をする際にも家庭に余裕がなかったため、国立しか選択肢はありませんでした。
そのような環境で育った森川夢佑斗氏は、自分の運命に嘆くのではなく、闘志を燃やすようになったのです。
生まれた環境に左右されて人生の選択肢が少なくなってしまうことはおかしいと考え、理不尽な社会を変えていきたいという思いも芽生えました。
そんな時にスタートアップの世界に出会い、ブロックチェーンや暗号通貨に一石を投じるという森川夢佑斗氏のチャレンジが始まったのです。
今でこそスタートアップ企業で活躍をしている森川夢佑斗氏ですが、実は中学生の頃からお金を自分で稼がなければいけないという意識を持っていたと言います。
森川夢佑斗氏が中学生の頃に、トレーディングカードゲームが流行り、人気が高いカードやレア度が高いカードを「せどり」のような形で売買していました。
また、インターネット掲示板を通じて中古品を売買したこともあったそうです。
大学生の頃には、1日に14時間もバイトをするなど体に負担がかかる生活も送っていましたが、お金のために自分を犠牲にすることに嫌気が差し、生活を変えていかなければいけないと思うようになったそうです。
様々な経験をしてきた中でブロックチェーンに注目した理由として森川夢佑斗氏は、ブロックチェーンの仕組みが社会を変えていく可能性があると感じたと述べています。
既存のルールに乗っかったままだと、損を被らなくて良い人まで損してしまうというのが森川夢佑斗氏の考えです。
そんな社会を変えるためにブロックチェーンや暗号通貨という分野で起業することを決めました。
森川夢佑斗氏がおすすめする本とは?

株式会社ギンコの代表取締役を務めている森川夢佑斗氏は、これまでに様々な努力を重ね、今の肩書を手に入れています。
続いては、そんな森川夢佑斗氏がおすすめする本についてご紹介しましょう。
森川夢佑斗氏がおすすめする本は、『帳簿の世界史』です。
『帳簿の世界史』の内容について
『帳簿の世界史』は、ジェイコブ・ソール氏が執筆し、村井章子氏によって翻訳されました。
『帳簿の世界史』では、メディチ家の繁栄やスペインの没落、フランス革命、アメリカ独立戦争、世界恐慌などこれまでの歴史では様々なことが起こってきましたが、それを作ってきたのは会計士だと述べています。
アダム・スミスやカール・マルクス、マックス・ウェーバーなども「帳簿」には大きな力があると口にしました。
その力とは一体どういうものかということも、この本の中では語られています。
会計と歴史のプロフェッショナルによって紐解かれる歴史を知ることで、これまでには知り得なかった事実を発見できるでしょう。
森川夢佑斗氏は『帳簿の世界史』を読み、新しい価値観を身に付けることの重要性や視点を変えることの重要性に気が付いたのではないでしょうか?
そして、ブロックチェーンや暗号通貨という分野で起業する後押しになったのではないかと考えられます。
『帳簿の世界史』のレビュー
『帳簿の世界史』は、多くの人に読まれている本です。
では、『帳簿の世界史』を実際に読んだ人がどのような感想を抱いたのか、レビューを確認してみましょう。
タイトルに言及されているレヴューもありますが、この本の序章にも「本書はこの問題に切り込み、会計責任を果たすことがいかにむずかしいかを知るために、七百年におよぶ財務会計の歴史をたどる。」とあります。「この問題」とは「財務報告の責任はどうあるべきか、どうすれば責任は果たされるのか」、「現代社会がこうもたびたび財政と政治の責任能力の喪失に陥るのはなぜか」ということです(いずれも本文より引用)。「帳簿の世界史」というタイトルは日本語訳としてキャッチーにつけたものであり、帳簿や複式簿記の歴史的成り立ちを主軸として書いたものではありません。従って複式簿記の成り立ちや変遷を知ろうとして本書を読むと、かなり物足りなさを感じます。
原題も
THE RECKONING
FINANCIAL ACCOUNTABILITY and RISE and FALL of NATIONSなので、「勘定(会計) 会計責任と国家の浮沈」といったところでしょうか。国家や企業会計が国の存亡にかかわるという視点で書かれており、本書でも言及されているリーマンショックしかりですが、昔から繰り返されていることのようです。
「会計責任の歴史を帳簿記録の観点から考察した本」としては結構読み応えがある良書だと思います。
『帳簿の世界史』は、「会計責任の歴史を帳簿記録の観点から考察した本」という側面から見るととても充実した内容になっていますが、人によっては物足りなさを感じてしまう可能性があります。
しかし、会計責任の歴史について知りたいのであれば、満足度が高い本ということがレビューからも分かるでしょう。
株式会社ギンコの展望

株式会社ギンコは、ブロックチェーンや暗号通貨に関する豊富な知識を持つ森川夢佑斗氏が代表取締役を務めている会社です。
森川夢佑斗氏は裕福な家庭で育ったわけではなかったため、生まれた環境に左右されて人生の選択肢が少なくなってしまうことはおかしいという考えを持っていました。
これからの社会に必要だと考えられるブロックチェーンや暗号通貨という分野で起業することを決めたのです。
とても強い思いを持って起業しているだけではなく、森川夢佑斗氏自身が社会を変えていくことで、良い影響を受ける人が少なからずいることにも気が付いていたと考えられます。
そして、仮想通貨ウォレットアプリ「Ginco」の企画・開発・運用や事業者向けブロックチェーンソリューション提供、仮想通貨マイニングマシンの販売・運用代行といった事業を展開する株式会社ギンコを設立しました。
株式会社ギンコは、「私たちの足元を支える社会や生活に関する滞りを解消し、めぐりのよい経済を実現すること。」というビジョンを持ち、経済の巡りを変えていくための取り組みを行っています。
これらの事業は、大きな変化をしている現在の経済に良い影響を与え、今後も成長を遂げていくのではないでしょうか?