ドワンゴ創業者の川上量生氏と著書「ルールを変える思考法」の口コミ評判に迫る!

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ニコニコ動画やオンラインゲームを展開している株式会社ドワンゴの創業者・川上量生氏について、どのような人物か気になっている方も多いのではないでしょうか。

今回は川上量生氏の著書である「ルールを変える思考法」の内容や口コミをまとめました。

川上量生氏の人物像にも触れながらご紹介していきます。

株式会社ドワンゴの会社概要

社名 株式会社ドワンゴ
設立日 1997年8月6日
代表者 夏野 剛
事業内容 ネットワークエンタテインメントコンテンツ及びシステムの企画、開発、運用、サポート、コンサルティング
子会社 株式会社スパイク・チュンソフト、株式会社バンタン

ニコニコ動画の「niconico」やスマホアプリゲームなどで知られている株式会社ドワンゴは、1997年の8月6日に、資本金1700万円で設立された会社です。

事業内容はネットワークエンタテインメントコンテンツ及びシステムの企画、開発、運用、サポート、コンサルティングで、創業当初から変わっていません。

会社は東京都中央区銀座にあり、2019年2月には代表取締役社長が、川上量生氏から夏野 剛氏へと変更されています。

株式会社ドワンゴは創業からネット産業を盛り上げてきましたが、2014年に株式会社KADOKAWAと経営統合し、現在はKADOKAWAグループの傘下に入っています。

川上量生氏とはどんな人物か

株式会社ドワンゴの創業者である川上量生氏は、1968年生まれの実業家です。

ここでは川上量生氏がどんな人物なのか、プロフィールをご紹介していきます。

・幼少期から学生時代
愛媛県生まれの川上量生氏は、大阪府和泉市で育ちました。

中学生の頃にはボードゲームにハマり、同時期にプログラミングも学んでいます。

川上量生氏は対面式ゲームでコミュニケーションの楽しさを感じ、将来はコンピュータで人とやり取りできるゲームがしたいと考えるようになりました。

・実業家
川上量生氏は京都大学工学部を卒業し、サラリーマンを経験してから、IT企業のドワンゴを設立しました。

創業には当時マイクロソフトで働いていたジェイムズ・スパーンと、フリーソフト開発集団Bio_100%のリーダーをしていた森栄樹氏の協力を得ています。

2000年に株式会社ドワンゴで代表取締役会長になった川上量生氏は、同社を東京証券取引所第一部に上場させる企業へと導きました。

当初はオンラインゲーム主軸の会社でしたが、独自の発想を活かした着メロや携帯電話の事業も展開した点が成功を押し上げたとされます。

・現在はカドカワ取締役とドワンゴの顧問
川上量生氏は2017年12月にドワンゴの代表取締役会長を退任して、最高技術責任者のポストに付きました。

2019年2月にはカドカワの代表取締役社長及びドワンゴ取締役を退任して、カドカワ取締役及びドワンゴ顧問に就任しています。

川上量生氏の著書「ルールを変える思考法」の内容と口コミ

川上量生氏が書いた本の魅力やそこから学べることはどういったことでしょうか?

著書「ルールを変える思考法」の読んだ人の口コミや評判も交えて、本のポイントを解説します。

本の内容

川上量生氏の著書「ルールを変える思考法」では、ゲームオタクである川上量生氏がボードゲームから得た思考力や発想力について語られた本です。

ドワンゴの目玉と言える「ニコニコ動画」は、ユーチューブの後発プラットフォームでありながら成功しています。

「勝てない時にはルールを変更する」をモットーにした考えは、ビジネスの考え方に役立ちます。

オリジナリティ溢れる発想で人々を魅了した、川上量生氏の思考法・経営戦略・コンテンツ戦略が書かれた一冊です。

レビューの紹介と考察

「人間が理解できるかできないかのギリギリのところにあり、なおかつ微妙に説明がつかないところからヒット作は生まれる」これを読んだ時なんとなくエヴァンゲリオンが浮かびました。

わかりそうで分からないものに人間は惹かれるのは生存本能である。

そういうものを放置するか調べるかで生存率が大きく変わってくる、だから分かりそうで分からないものに惹かれるのだ。という部分は自分は考えた事もなかったのでそういう考えもあるのかと関心しました。

引用元:Amazon

多様なニーズが求められる今の時代で、ヒット作を生むのは簡単ではありません。

「新しすぎてもいけない、古すぎてもいけない」、このギリギリを攻めないといけないのでしょう。

川上さんが、羽生善治名人との対談でも言っていたが、ニコニコ動画に2chのひろゆき氏を前面にださせるなど、普通(の企業)ならやろうとも思わないことをやってしまう着眼点がすごいと思った。

適当なようで、ちゃんと狙いがあるから面白い。
引用元:Amazon

おふざけでやっていそうな活動にも意味があることがあります。

真意については本人に聞くしかありませんが、川上量生氏はしっかりと計算した中で本流から外れていたのでしょう。

独自路線を貫く度胸の勉強にもなる本です。

自分の才能を活かし、どこで勝負すれば勝てるようになるのかという条件が見えてくる本です。

「勝てないのであればルールを変える」「自分の武器を把握する」などの視点は、営業やマーケティングなどのビジネスにも応用できます。

商品開発であれば、ヒット作を生み出す方法についてのアイデアがもらえるでしょう。

仕事で成果を上げたい人や起業家思考の方に読んでもらいたい一冊と言えます。

株式会社ドワンゴの今後は?

株式会社ドワンゴは、創業以来ネット産業で日本をリードしてきた会社です。

PC向けネットワークゲーム事業や動画配信プラットフォームで黒字化を達成し、日本最大級のリアルイベントでも多くの人から支持されてきました。

独自の発想で常識とは違ったことをやってきたドワンゴは、今後も多様な若者が求めるコンテンツを創造していくつもりでいます。

デジタルとアナログの両面から、新しい価値を作っていこうとしている企業です。