西日本シティ銀行頭取の谷川浩道氏がおすすめする本とは?

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西日本シティ銀行は福岡県を中心に、九州の全域に店舗を構えている九州の中では大手の金融会社です。

お客様に一番近く地域に貢献する銀行を目指して、頭取の谷川浩道氏はたくさんの試行錯誤を繰り返してきました。

今回は、そんな西日本シティ銀行の会社概要や谷川浩道氏がおすすめする本などをご紹介していきます。

 

西日本シティ銀行の会社概要

社名:株式会社西日本シティ銀行
設立日:1944年12月1日
本店所在地:福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目1番1号
取締役頭取(代表取締役):谷川浩道
資本金:857億円
店舗数:九州地方全域に175店

1924年8月に福岡無尽株式会社を設立し、その20年後に西日本シティ銀行の原型となる西日本無尽株式会社を創立しています。

その後は相互銀行法の施工に伴い、西日本無尽株式会社は株式会社西日本相互銀行になり、福岡無尽株式会社は福岡相互銀行としてそれぞれ商号を変更しています。

それからはどちらの会社も福岡証券取引所や東京証券取引所などに徐々に上場していき、今や九州地方全域に175店舗を持つ大きい会社へと成長しました。

西日本シティ銀行は、円滑な資金供給や質の高い金融サービスの提供を通じて地域経済の発展の貢献することを目標に、九州地方で一番の銀行を目指しています。

お客さまの悩みや相談を親身になって対応し、積極的に地域に貢献しながら広く信頼されるように日々努めています。

主なサービスは、お客様の預貯金の管理や投資信託などです。

個人での取り扱いの場合、総合口座を作って預貯金を管理したり外貨貯金をしたりなどしています。

他にも住宅ローンやマイカーローンなどのお金の貸し借り、生命保険のサービスがあります。

個人事業主や法人の場合、創業支援のための融資や資金調達、経営や事業戦略などをしていて、たくさんの事業展開を手伝っているのです。

個人・法人関係なく、お客様のために親身に寄り添いながら相談に乗ってくれる点は、非常に頼れる銀行だと言えるでしょう。

また西日本シティ銀行は、2016年に西日本フィナンシャルホールディングスの子会社として大きいグループに所属しています。

西日本フィナンシャルホールディングスは、九州カードや長崎銀行などの様々な会社が連なっている大きいグループです。

グループ会社の中には銀行業の他に、クレジットカードに関する業務を行う会社や証券業務を行う会社、コンピューターシステム構築支援などを行う会社もあり、様々な事業を展開しています。

 

谷川浩道氏おすすめの本とはどんなものなのか?

西日本シティ銀行の頭取を務める谷川浩道氏がおすすめする本は、1997年3月に発行されたジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」というノンフィクション作品です。

ここでは、「銃・病原菌・鉄」の内容や頭取が著書から何を学んだのかなどを見ていきましょう。

 

気になる本の内容は?

ジャレド・ダイアモンドが執筆した「銃・病原菌・鉄」というノンフィクション作品は、なぜヨーロッパ人が世界を席巻できたのかについてまとめられています。

この本は白色人種の優位性を否定していて、その人種が生まれた場所やそこに住む動植物などの環境によって文明の差が生まれたと結論付けられているのです。

プロローグは、著者であるジャレド・ダイアモンドとニューギニアの政治家ヤリとの会話で始まります。

ヤリの人々と200年間その地を支配してきたヨーロッパ人との間にある権力と技術の差に焦点を当てていて、それに対するヤリの嘆きが綴られています。

 

この本のレビューを見てみよう

ここからは、「銃・病原菌・鉄」を呼んだ人たちの評価を見ていきましょう。

サピエンス全史を読んで、より踏み込んだ人類史を知りたい誰か、あるいは【世界的な格差や不均衡】がなぜ生じたのか?を考察したい誰かにオススメ。

引用元:Amazon

「銃・病原菌・鉄」には、ニューギニアをはじめとした世界各地の社会的な格差や不均衡の真相が描かれています。

人類社会の歴史に著者は問題意識を持ち、豊富な知識と深い洞察力で書かれている書物は他にないと谷川氏も言っています。

 

なぜ世界中どこに行っても家畜となる動物は同じ動物なのか?とか、なるほどと納得できる分かりやすい文章と構成で、一晩で上下巻よんでしまいました。

読み終わって、時間を置いたらもう一度読みたくなるだろうなあーと感じる本はそうもありませんが、そんな数少ない本の中の一冊になりました。

引用元:Amazon

「銃・病原菌・鉄」には、農業と家畜、そして地理が世界格差を生み出した原因ではないかと書かれています。

また病原菌についても著者は、伝染病は家畜の病気から進化したと述べていて、その問題提起に対し真摯に向き合っている所に谷川氏は感銘したのではないでしょうか?

 

この本から谷川氏は何を学んだのか

谷川氏はこの本を読んで、

人類社会の歴史についてこれほど鋭い問題意識や豊富な知識と深い洞察に満ちた書物は他にない

と言っています。

「銃・病原菌・鉄」は、農業や家畜、地理のことに関して詳しく分かりやすく説明しながら、なぜ白色人種と黒人種に世界格差が生まれてしまったのかをジャレド・ダイアモンドが考察しています。

ダイアモンドが自ら疑問を解決するために、ニューギニアの政治家ヤリの元へと赴き、問題に真摯に向き合っている姿を谷川氏は思考している姿だと学んだのではないかと考えられるでしょう。

 

まとめ

顧客から愛される銀行を作るために、西日本シティ銀行は今後どのように成長をしていくのでしょうか?

今後はより多くの顧客獲得と顧客満足度の向上を目指して、九州のみならず他の地方にも進出していくことが考えられます。

そのためには、社会貢献を続けながら利用する顧客に優しい銀行づくりもしていくことが重要でしょう。

優しい銀行づくりをしていくために、新設された店舗にはバリアフリー設備を積極的に取り入れています。

点字ブロックや目の不自由な方の優先ATMなども設置し、より利用する人に優しい設備となっています。

 

また一人一花運動として、福岡市内にある60店舗を中心に全店舗で店舗前に花壇を作り、花を植えていく運動もしているのです。

このような利用する人々に優しい銀行づくりを続けていくことが、今後他の地方に進出していくためのカギになるでしょう。

西日本シティ銀行はより多くの発見を求めて、顧客の声も聴いて活かしながらより良い銀行づくりを目指していきます。

 

なお、今回は九州で有名な西日本シティを取り上げましたが、関西圏で有名な近畿産業信用組合についてはこちらからご覧いただけます!

大本崇博|お客様を想う気持ちNO.1!近畿産業信用組合